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自動車 Q&A 〈 メカニカル編 〉

「愛車の調子が普段と違う」、「変な音がする」、「焼けるような臭いがする」など、車が何か変だと感じた事があるユーザーは多いと思います。 「そのうちに直るだろう?」と、そのままにしておくのは危険です。
ここではよくある症状やお客様からの問い合わせなどを基に、Q&A方式で紹介します。

一番重要なメカニカル編、電気系等の電装編、車体の不具合等のボディ編に分けています。


エンジンの掛かりが悪い。一発で掛かってくれない。


幾つかの原因が考えられます。バッテリー不良でセルモーターが必要とする電圧が足りなかったり、プラグやプラグコードの故障(寿命)、最近のエンジンはダイレクトイジュニッションコイルを使っていますので、その辺りが故障している可能性があります。 セルモーター本体が壊れかかっている場合もあります。エンジンが掛からなくなる前に、点検して下さい。


 エンジンから「キュルキュル」、「クーーーン」といった変な音がする。


原因の一つがベルト鳴きです。エンジンはクランクプーリーという部品にベルトを回して、冷却水を回したり、エアコンベルトを回したりしています。 ベルトはゴムで出来ていますので、劣化します。劣化すると緩みが生じて音が出たり、最悪だと切れてしまいます。水がかかり一時的に鳴く場合もありますが、故障ではありません。
ベルト以外ですと、ウォーターポンプ、オルタネーター(ダイナモ:発電機)が故障している場合があります。
エアコンを使用している時に異音がする場合は、エアコンコンプレッサーが壊れている可能性があります。


 アイドリングが不安定。綺麗にエンジンが回らない。


プラグやプラグコード、イグニッションコイルが壊れている可能性があります。また、バキューム制御方式のエンジンの場合、バキュームホースに穴が開いていたり、バキュームセンサーが壊れている可能性があります。
その他に、エアクリーナーやスロットル内部が汚れている可能性もあります。
冷間時(エンジンが冷えている状態)にアイドルアップしない場合は、ISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)が壊れていたり、最悪の場合コンピューターに異常が生じている事もあります。


暖機運転は、どのくらいすればいいのですか?


0W-20のエンジンオイルが使われている最近の車ですと、エンジンが掛かってから10秒くらいで良いとされています。それ以外は各部のオイルが温まり始める1分を目安にしましょう。冬場は視界の確保が出来てから発進しましょう。 いきなりアクセルを大きく踏むと、駆動系にも悪影響を与えます。長いアイドリングも避けましょう。


 なぜ、オイル交換が必要なのでしょうか?


オイルは潤滑油であると共に、金属と金属が擦れ合った時に生じる熱を吸収します。そして汚れていきます。汚れたオイルのまま使っていると悪影響を与えます。また、悪くなったオイルが固まり、スラッジと呼ばれる塊になり、パッキンや金属部分を破損させる恐れもあります。 エンジンオイルは4,000〜5,000キロで交換が一般的です。駆動系オイルは点検し、汚れている場合は交換をお薦めしています。オイルは入っていれば良いという物ではありません。オイル交換を小まめにするしないにより、自動車の寿命も決まってきます。


焼けるような臭いがする。排気ガスが臭い。


臭いで一番多いのが、オイル漏れによる臭いです。エンジン各部にはゴム製のパッキンが多く使われています。エンジンの熱で劣化し、硬くなりパッキンの役目をしなくなり、オイルが滲んだり漏れたりして焼けた臭いがしてきます。 そのままにしておくと、発火の可能性もありますので、早めに点検してください。
排ガスが臭い場合は、ガソリンが正常に燃やされずに排出されている可能性があります。点火系のプラグやプラグコード、イグニッションコイルが壊れている可能性があります。または、定期的なオイル交換をやらなかった事などが原因で、ピストンリングやヘッドガスケットの破損が原因で、燃焼室内部にオイルが入り、燃えている可能性があります。


 ハンドルが重くなった。


タイヤの空気圧が減っている、適正な空気圧ではない可能性があります。タイヤの空気圧が減るとタイヤに悪影響ですし、燃費にも影響します。減ったタイヤもハンドルが重くなる要因でもあります。逆に空気圧が多いとバースト(パンク)する可能性があります。油圧式のパワステの場合、オイルが減っている可能性があります。


ハンドルを切ると、「カタカタ」、「バキバキ」といった異音がする。


ドライブシャフトやタイヤ軸のハブベアリングが破損している可能性があります。寿命が長い部品ですが、衝撃や走行距離が長くなると寿命を伴い破損します。そのままにしておくとタイヤが変磨耗したり、ハンドルを取られるなど、走行に支障を与えます。早急に点検して下さい。


 真っ直ぐ走っているのに、前の方から異音がする。


エンジン音がうるさくなったと勘違いするユーザーが多いですが、ハブベアリングが破損している場合がほとんどです。ハブベアリングは全てのタイヤ軸に使われていますので、以前よりもうるさくなったと感じたら点検して下さい。 また、段差などで「クツクツ」と音がする場合は、サスペンション関係に異常があります。サスペンション本体やブッシュ類、ステアリングシャフト関係の部品が破損している場合が考えられます。


ブレーキを踏むと「キーキー」、「ガーガー」と音がする。効きが悪くなった。


音の原因はブレーキパッド、またはブレーキローターが減っている、限界を超えている可能性があります。異物が挟まっている場合もあります。効きが悪くなってくるのは、ブレーキパッドやブレーキローターの減りの他に、ブレーキパッドを押さえるキャリパーやピストンの動きが悪くなっている場合があります。 ピストンの動きが悪くなると、常にパッドとローターが擦りあっている状態になり、ブレーキ焼けを起こして危険です。
ブレーキは自動車の命ですので、早急に点検して下さい。


ハンドルが取られる。真っ直ぐ走らない。


タイヤの空気圧が減っている、ホイールアライメントが狂っている、タイヤが変磨耗しているなどの可能性があります。タイヤの空気圧調整やアライメント調整で直りますが、タイヤが変磨耗しているとタイヤ交換が必要な場合があります。4WD車は、駆動系にも影響を与えますので、早めに点検して下さい。

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